●アベノミクス、じわり家計圧迫 円安で身の回り品値上げ

130301 MP

┃金融リテラシー あるいは資本主義のメタモルフォーゼ
ビジネスモデル、経営、成長と生産性、金融、会計、税制、経済法など

●アベノミクス、じわり家計圧迫 円安で身の回り品値上げ http://www.asahi.com/business/update/0227/TKY201302270503.html
円安は、国際展開している企業に対してはと、国内に根ざす毎日の生活に対してはとで、異なる影響を与える。

●液晶を例に企業と経済を考える-選択と集中を誤ると、企業の収益性が低下するだけではない http://www.nli-research.co.jp/report/researchers_eye/2012/eye130222.pdf
すぐにモデルチェンジを繰り返すというビジネスモデルを批判的にとらえ、長く続く商品を売り続けるというモデルへの回帰を主張している。しかし、この論調もなお、製造者側がユーザーを「慮る」べき論、上から目線に立っている。選ぶのはユーザー、という大転換が起きているのでは。

●家電・自動車業界は再び浮上できるのか!? ~『メイドインジャパン驕りの代償』 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/34957
ガバナンスの課題に応える一つの手段、好事例として、日産の「キャリアコーチ」をあげている。「商品企画部など社内全体を見渡せるところにいた管理職が「キャリアコーチ」に就任して、潜在能力の高い人材発掘のために社内を飛び回」る。

●地域企業の取引構造を踏まえた産業政策が地域を強くする~TDBデータを用いたクラスター密度・コア値の分析 http://www.dbj.jp/pdf/investigate/etc/pdf/book1302_01.pdf
帝国データバンクで採録している企業について、その主販売先5社、主要仕入先5社をデータベース化、分析した。地域ごとの取引構造の特徴が炙りだされ、興味深い。

●外需取り込みに向けた成長戦略~プライオリティーは「経済連携」「農業改革」「産業集積」 http://www.jri.co.jp/MediaLibrary/file/report/researchreport/pdf/6621.pdf
人口動態が一国の経済の成長の根幹を規定しているとすると、人口減少国ではこれからの「成長」を国外に求めるしかない。

●わが国サービス産業の拡大と好循環メカニズム~内外サービス需要の拡大と成長力強化・デフレ脱却のシミュレーション http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/pdf/argument/mron1302-3.pdf
サービス産業が自らを変革し、海外と国内の需要を捕捉、創出することで、日本のGDPを「実質2%、名目3%」に押し上げる効果がある。鍵は「経済の柔軟性の強化」。

●LNG「ジャパンプレミアム」の影響 ~米シェール輸入で半額に出来れば、3年後のGDP+5.6兆円拡大 http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/naga/pdf/n_1302b.pdf
日本のLNG (液化天然ガス) 輸入量は世界一位。倍増したLNG輸入金額はしかし、米国のシェールガス輸入へ転換できるなら、逆に大幅なコスト削減効果を生む機会にもなる。試算では、3年 後の実質GDPは +1. 0% %程度押し 上げ られ、就業者数は約 +18. 1万人 拡大。

●財政再建も成長戦略 http://www.canon-igs.org/column/130222_kobayashi.pdf
最近の経済学の成果の紹介。公的債務がGDPの100%未満の状態では債務の増大が成長を促す、といえる。しかし100%を閾値として、それを超えると、むしろ財政再建が経済成長率を回復させる要因となる。そしてこのメカニズムの変化は、(クラウンディング・アウト説、非ケインズ効果説でも説明はできず)公的債務が高いと政治が政策にコミットできなくなる、「コミットメント問題」に理由があるとしている。

●英国債が最上位格付けを失う ~日本、米国、フランス、英国・・・そして誰もいなくなった http://group.dai-ichi-life.co.jp/dlri/hata/pdf/h_1302q.pdf
先進国の中でも。GDP規模の大きい国ほど債務が過大で、最上位格付けを失う傾向。しぶとく上位に残っているのは北欧諸国。

●北欧諸国は米国と比べて革新性に欠けているのか? http://www.rieti.go.jp/jp/special/p_a_w/024.html
イノベーション指標として、人口百万人当りの三極(日米欧)特許/企業の研究開発費の対GDO比率/被雇用者千人当りの研究者数/ベンチャキャピタルの対GDP比率に求めた。すると、スウェーデン、デンマーク、フィンランドといった北欧の国々が決して米国に引けを取らないことがわかる。、つまり、熾烈な資本主義(米国)でなくとも、抱擁・資本主義(北欧)でも十分、イノベーションは起こせる、証左と言える。

●世界経済の見通し ~人口オーナス時代の世界経済 http://www.rieti.go.jp/jp/events/bbl/13020601.html
キーワードは大盤振舞の政策がもたらす「慢心」。

●人口動向の経済的効果-応用一般均衡モデルによる試算 http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/pr/pub/geppo/pdfs/12_2_1.pdf
人口動態が一人あたりGDPへ、どういう影響を与えるかは国によってかなり違う。2060年までを展望した。米国はむしろマイナス寄与で、逆にロシアは恒常的にプラス寄与。中国はというと、2030年に人口は一人あたりGDPに対して2.3%のマイナス寄与、2060 年に人口は7.6%のプラス寄与。

●2050年の世界~BRICsを超えて:その展望・課題・機会 要約 http://www.pwc.com/jp/ja/japan-news/assets/pdf/world-in-2050-jp.pdf
中国、米国、インドが4位以下を大きく引き離して、世界3大経済大国に。日本はブラジルに抜かれる。メキシコ、インドネシアが存在感。

●転機の新興国市場を考える http://www.sojitz-soken.com/jp/send/tameike/pdf/tame513.pdf
知らないうちに世界はリッチになっている。ルチル・シャルマ氏の「BRICs ブーム終焉論」の紹介。2011 年時点で世界経済のGDP は70 兆ドル。人口がほぼ70 億人であるから、一人あたりでちょうど平均1 万ドル。BRICSの単語が使われるようになって、約10年。その間に世界の一人当たりGDPはほぼ倍増した。

◯人口動態から考える金融市場-ベビーブームと資産運用思想の転換(上) http://www.tokiomarineam.co.jp/pdf/201302_Research_Paper_STR.pdf
人口が増え続けている米国も実は、純年金積立人口(生産年齢人口マイナス老年人口)では、2011年から減少トレンドにはいっている。世界全体でも、先進国が人国オーナス期にはいっていく今、新興国が年金積立を促す年金制度の運営となっていれば株式市場に資金が流入することがありうるが、現実にはそうなっていない。「年金運用による株式投資の退潮」がこれから顕著の潮流となろう。

●JPモルガンなど4大米銀の資産、米GDPにほぼ匹敵 http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MII4466JIJVI01.html
デリバティブのような投資資産を銀行のバランスシートに反映させたなら、米国の4大銀行のアセットは倍近く膨らみ、昨年の米国GDPの93%にまで達する。

●韓国新政権から消えた「経済民主化」の公約 http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/opinion/eyes/pdf/eyes130225.pdf
韓国の憲法には経済民主化を表明した条文がある(119条2項)。軍事政権が財閥からの横槍を防ぐべく制定したのだが、昨年の大統領選挙では、財閥企業を成長の尖兵として国全体を成長させる構図からの、脱却が「中産階級の復元」「経済民主化」として争点となった。パク・クネ政権はしかし、2月21日に発表した「5大政策目標」から「財閥改革」の語はを消してしまった。

●日中韓3カ国の経営課題認識に関する合同調査研究編 http://www.jma.or.jp/keikakusin/survey/pdf/management_2012-4.pdf
「図表4−1 現在の課題認識(3カ国比較)」が面白い。中国企業はとにかく売上至上主義。日韓はさすがに収益の重要性に気づいている。ただその収益性の鍵を、韓国は品質向上に、日本は人材強化に求めている点に、違いがある。

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