●ベルナール・スティグレールの主著『技術と時間――映画の時間と〈難−存在〉の問題』読解

 

┃Post Modern あるいは再編成されるLife(生活/生命/人生)
環境、ケア、家族、地域、仕事、消費、教育、社会保障、時間など


●ベルナール・スティグレールの主著『技術と時間――映画の時間と〈難−存在〉の問題』読解
http://borges.blog118.fc2.com/blog-entry-1745.html
道具とその裏側にある技術のことを想え、と。なぜなら道具や技術が我々の思考の大本を規定しているのだから。「タイプライター」で評論を書く、「鉛筆」で評論を書く、そして「Macの最新機種」で評論を書く、「今日においては「メディアの形式」が、人間の認知構造の「組成の配列」を根本的に決定付けている」。しかもそれらメディアが産業論の中でしか議論されていない。資本主義、市場原理のメカニズムの中でその趨勢が決せられている点を、社会はどれだけ意識できているか、と問う。

続きを読む

広告

●日本企業の興亡をかけた「垂直統合化」の戦い

 

┃金融リテラシー あるいは資本主義のメタモルフォーゼ
ビジネスモデル、経営、成長と生産性、金融、会計、税制、経済法など

●日本企業の興亡をかけた「垂直統合化」の戦い
http://bizgate.nikkei.co.jp/article/14395816.html
「顧客にとって魅力的なユーザーエクスペリエンス(顧客体験)を届け、自社の製品サービスの世界観をしっかりと伝えるには、製品とサービスの垂直統合化が欠かせない」「(現在は)垂直統合の事業モデルの中では、主戦場が上位のレイヤーに移」り、コンテンツ勝負の段階にさしかかっている。今後、エネルギー、自動車でも似たようなことが起きる。

●今後の日本経済を左右する非製造業に関する考察
http://www.itochu.co.jp/ja/business/economic_monitor/files/20140128_2014-008_J_Nonmanufacturing.pdf
景気循環の議論があまりにも製造業に寄りすぎ。いまや製造業が日本経済へ及ぼす経路は細る一方なのに。たとえば2012年の法人企業統計上の経常利益の73.5%は非製造業のもの。また従業員数と役員数の合計でも非製造業が78.4%。目下の焦眉である賃上げも、非製造業でどこまで具体化するかがポイント。

●本当に賃金は上がるのか?~収益が好調な製造業での上昇に期待
http://www.dir.co.jp/research/report/japan/sothers/20140127_008137.pdf
非製造業では、消費税増税を控え、先行きについて不透明感が強いことから、当面、賃上げには慎重にならざるを得ない。ただし、労働需給はタイトで、賃金上昇圧力が強い。また、マクロ分析でも個人消費増加の恩恵を享受するのは卸売・小売業、不動産業、サービス業などの非製造業であり、そうだとすると、「賃上げ⇒消費増⇒業績向上」の経営納得性が高いのは非製造業、ということになる。

●外国人観光客の受け入れに関するアンケート結果~外国人観光客を受け入れている企業の業績は良好http://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/sme_findings140124.pdf
2013年は訪日外国人の数がとうとう1千万人越え。中国、台湾、韓国他のアジアからが断然多い。受け入れに積極的なところほど売り上げも上がっている。課題は英語でのメニュー、パンフレット、HP、ガイドブック、通訳の確保、人材教育。

● 相続税及び贈与税の税制改正のあらまし(平成27年1月1日施行)http://www.nta.go.jp/shiraberu/ippanjoho/pamph/sozoku/aramashi/pdf/all.pdf
方向としては、死亡時の相続税はたくさんとる方向に。その一方で、生前贈与はこれを促す方向での改正(控除の範囲を金額基準と同時に対象者基準、ふたつで広げる)。

●統合報告フレームワークの公表で期待される、非財務情報開示の充実
http://www.dir.co.jp/research/report/esg/esg-news/20131220_008033.html
統合報告は、企業の財務情報とESG(環境、社会、コーポレートガバナンス)情報とも呼ばれる非財務情報を統合して開示するもの。

●21世紀における企業の情報開示 ─非財務情報と統合報告
http://www.mizuho-ir.co.jp/publication/navis/022/pdf/navis022_03.pdf
単なるアウトプットの態様の変更という捉え方では狭すぎる。経営そのものの発想が、「統合的になる」ことがまず必要このたびの改正が、「私たちは、社会の持続可能性という21世紀の課題に、現在の企業会計や企業評価基準という20世紀のツールで対応しようとしている」という問題提起から始まった、という点を忘れてはならない。企業情報開示制度は徐々に社会のインフラになる方向性。

●統合報告における 「資本 Capitals」のマネジメント
http://sifjapan.org/2013/131023column.pdf
「すべての組織は、その成功のために、様々な資源と関係( a variety of resources and relationships)に依存している。組織が、これらの資源や関係性の利用を通じて資源を枯渇させ、関係性を衰退させるのか、(逆に)資源を創造し、関係性を強化するのかが、当該組織の長期的な存続性の基礎となる」。それはつまり、 「これらの資源関係は、様々な形態の『資本』(different forms of “capitals”)として考えることができる」ということでもある。

●中国における地方政府債務問題の現状とリスクについて
http://www.bk.mufg.jp/report/ecostc2014/China_Economic_TOPICS_20140128.pdf
2014年から2016年までの3年間で、満期となる債務が地方政府債務残高総額の半分以上を占める。

●地方政府債務、問題山積だが暴発は回避へhttp://www.dir.co.jp/research/report/overseas/china/20140124_008135.pdf
中国審計署(日本の会計検査院に相当)は、低利債券への借り換えによる金利負担軽減と返済期限の長期化・分散化によって問題を先送りしつつ、徐々に処理を進める方針。

●中国:理財・信託商品は元本割れがない!?
http://www.dir.co.jp/research/report/overseas/china/20140128_008143.pdf
「2014年1月31日に満期を迎える30.3億元の信託商品がデフォルトに陥るとの騒動が発生したが、その原因のひとつが経営者による経済犯罪だったこともあり、従来通り「元本は保証」で決着するもようである。これにより、理財商品や信託商品の雪崩式の解約は避けられ、金融システムの安定は保たれるとみられる。しかし、その一方で、理財商品と信託商品に対するモラルハザードは増長」される。

┃Others あるいは雑事・雑学

●ジブリっぽいとの声が続々!かわいいおとぎの国のような浜名湖ぬくもりの森
http://matome.naver.jp/odai/2138164631008532801
約20年前、地元の建築家である佐々木氏がモデルハウスの一環としてユニークな建物を建てたのが始まり。

 

●明治二十年問題  和本が滅びた年

140124 PS

┃ebook あるいは知のパラダイムシフト
ICT、情報、知識、検索、学習、意思決定、ソーシャルメディアなど

●明治二十年問題  和本が滅びた年 http://www.mmjp.or.jp/seishindo/essay/essay-wahon14.pdf
活版印刷は機械でプレスして「刷」る。江戸時代の木版印刷はパレットで人が「摺る」、人力が基本。大量印刷には機械プレスが向いていて、明治という時代、文明開化は大量印刷を要求していた。「摺る」和本は、20年かけて衰退していき、明治二十年は洋本の点数が和本の点数を上回る年となった。同時に和本は、板木という目に見えるモノを支えに精緻に組み上げられた制度の上に花開いた。一方当時、活版は文字を印刷のたびにほどきなおした。だから「版」がモノとして残らない。それを和本文化は嫌がり、変化に追随しようとはしなかったので、出版界では「人」がそっくり入れ替わり、新時代へとシフトしたのだった。

続きを読む

●ヨーロッパの言語状況とその課題―日本の言語問題に示唆するもの―

140124 PM
┃Post Modern あるいは再編成されるLife(生活/生命/人生)
環境、ケア、家族、地域、仕事、消費、教育、社会保障、時間など

●ヨーロッパの言語状況とその課題―日本の言語問題に示唆するもの―
http://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_8408482_po_075602.pdf?contentNo=1
人間は高度な社会を創ることで、他の生物と決別し独特の発達を遂げてきたが、社会のベースには言語がある。EUは多様な言語をもつ、人々と国家を抱えながら、「母国語と異なる公用語・共通言語」というコンセプトで多様性と統一性のバランスを保持する努力を続けてきている。この努力は日本にとって、世界との調和と日本の固有性保持という文脈の中で、彼らから学ぶものになるかもしれない。とりわけ日本社会における、さらには教育現場における英語の位置づけを考える上での示唆として。

続きを読む

●“時間価値”という補助線で浮かび上がる新しい経済秩序

┃金融リテラシー あるいは資本主義のメタモルフォーゼ
ビジネスモデル、経営、成長と生産性、金融、会計、税制、経済法など

●“時間価値”という補助線で浮かび上がる新しい経済秩序
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20140110/258034/
「時間資本主義の時代」到来。今の日本は、かつてないほど「時間価値」が高まっている、高齢化社会のことをそう読み変えることも可能。つまり、平均年齢の上昇は国民全体で見た平均余命が少なくなることと同値。これは、とりもなおさず、国民全体で見た一人当たりの「時間」の希少性の上昇にほかならない。一方、スマホの登場で、これまで捨てていた時間の価値が急上昇、という側面も見逃せない。

続きを読む

●明治二十年問題  和本が滅びた年

140124 PS

┃ebook あるいは知のパラダイムシフト
ICT、情報、知識、検索、学習、意思決定、ソーシャルメディアなど

●明治二十年問題  和本が滅びた年 http://www.mmjp.or.jp/seishindo/essay/essay-wahon14.pdf
活版印刷は機械でプレスして「刷」る。江戸時代の木版印刷はパレットで人が「摺る」、人力が基本。大量印刷には機械プレスが向いていて、明治という時代、文明開化は大量印刷を要求していた。「摺る」和本は、20年かけて衰退していき、明治二十年は洋本の点数が和本の点数を上回る年となった。同時に和本は、板木という目に見えるモノを支えに精緻に組み上げられた制度の上に花開いた。一方当時、活版は文字を印刷のたびにほどきなおした。だから「版」がモノとして残らない。それを和本文化は嫌がり、変化に追随しようとはしなかったので、出版界では「人」がそっくり入れ替わり、新時代へとシフトしたのだった。

続きを読む

●2014年 新成人に関する調査

 
┃Post Modern あるいは再編成されるLife(生活/生命/人生)
環境、ケア、家族、地域、仕事、消費、教育、社会保障、時間など

●2014年 新成人に関する調査
http://www.macromill.com/r_data/20140108shinseijin/20140108shinseijin.pdf
新成人たちの間でも、デスクトップからノートへ、一般携帯電話からスマートフォン・タブレット機への世代交代。また「日本の未来」「自分の将来」を明るく見る人が増加。ただし、これからの日本の政治に「期待できる」24%、「期待できない」76%。

続きを読む