1.EPUBは名詞、EDUPUBは動詞

EDUPUBは、EPUBを教育分野のコンテンツに応用しやすいよう、教育界のニーズを組み上げた内容に拡張するための活動のことです。

つまりEPUBが名詞(=標準規格)であるのに対し、EDUPUBは動詞(=機能拡張のための活動)だと言えます。

EPUBは、電子書籍の規格のひとつですが、いまや世界で最も普及した、その限りで電子書籍の「標準フォーマット」と呼んでよい地位を築いた規格です。米国の電子書籍の標準化団体の1つである国際電子出版フォーラム (International Digital Publishing Forum, IDPF) が公開しています。

このIDPFと、米国のデジタル教育関係の標準化団体であるIMS Global Learning Consortium 、さらにWWW(Web、ウェブ)で利用される技術の標準化をすすめる国際的な団体、W3C、この三者が共同で、2013年10月、米国ボストンで最初のワークショップを開催しました。このとき、ホスト役を買って出たのは、すでにデジタル教科書での実績を積んできた米国大手学術出版社、ピアソンでした。

つまり、過去のeラーニングのノウハウやデジタル教科書作りの延長線上で繰り広げられている実践的な議論、実装を意識した規格作り、現在進行形の活動がEDUPUBなのです。

活動(動詞)の成果物がEPUB3.1などといった規格(名詞)になるのか、はたまたEPUB4となるのか、現段階(2014年7月)でははっきりしていません。

ちなみに、EPUBは現在EPUB3というネーミングで第三世代に成長しています。EPUB2の段階でも日本語が扱えなかったわけではありませんが、縦書き未対応、ルビが触れないなどの課題を抱えていました。

そこでIDPFは縦書きなど日本語への対応を含むEPUB3を、2011年10月公式の規格にしたのでした。

これを受け、もともとEPUBをベースフォーマットにしていた海外の電子書籍販売サイトはこぞって日本進出を企図、2012年7月にkobo(楽天)、9月、Play(Google)、10月、Kindle(Amazon)、そして2013年3月にはiBookStore(Apple)が日本上陸を果たしました。

 


 

2013年7月30日 IDPFが10月29~30日の二日間、米国ボストンで電子教科書に関するワークショップを開催する旨、発表。
http://idpf.org/edupub-2013

2013年9月26日 JEPAがIDPFのビル・マッコイ事務局長を迎え、セミナー「国際標準と電子教科書」を開催。

2013年10月29~30日 IDPFが米国ボストンにて、EDUPUB開催。 http://idpf.org/edupub-2013-agenda

2013年12月4日 JEPAがボストンでのIDPFワークショップ「EDUPUB」について報告会を開催(「デジタル教科書の国際標準化」)  http://www.epubcafe.jp/egls/epubseminar33

2014年2月12~13日 IDPFが米国ソルトレイクで、EDUPUB2を開催。 http://epubzone.org/news/edupub-salt-lake-city-workshop-report

2014年2月19日 JEPAがセミナー、「電子教科書の国際標準:EDUPUB2報告会」開催 http://www.epubcafe.jp/egls/epubseminar36/

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未来のデジタル社会を生き抜く子供たちのために
http://landingeducation.businesscatalyst.com/index.html

 

 

 

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