★Digital Books and the New Subscription Economy

A:<メディアとしての紙>から<デジタル化するメディア>へ

★Digital Books and the New Subscription Economy: Preliminary Results f… http://www.slideshare.net/bisg/digital-books-and-the-new-subscription-economy-preliminary-results-from-the-bisg-research-study-presented-by-ted-hill-president-tha-consulting-at-making-information-2014-a-track-of-idpfs-digital-book-2014-at-book-expo-america

日本とどうしてこんなに違うんだろう、とため息が出る、米国出版社事情、特に教育関連市場。84%がこれからの5年間をポジティブにとらえている。それもそのはずで、教科書版元の約3分の一が売上の拡大を経験している。その秘密はどうやら電子書籍自前配信やAggregatorとの連携がうまくいっているからのようだ。そして定額制(読み放題モデル)への関心が非常に高い。

● Book Expo America
 &米国最新事情 http://www.slideshare.net/tomohikohayashi/jepa2-36354771
林智彦氏のJEPAセミナー「なぜ、電子書籍は嫌われるのか?」のプレゼン資料3部作のひとつ。かつて技術至上主義を批判していた、ニコラス・カーの「懺悔」が米国での電子書籍論のとりあえずの総括となっている。電子書籍のシェアとして、2割 から3割で安定したことをとらえて、「 「電書の方程式」が確立した」、と。それはつまり、電書は本を置 き換える(代替財)ものではなく、補完(補完財)だという認識につながり、出版社にとっても読者にとってもハッ ピー、との結論に帰結する。ただなお事態は流動的で、「専用端末がコンピューターを本の文化に引き込んだものだとすれば、 タブレットは本の文化をコンピューターの文化にひっぱりこんだ」。大事なのは「本の文化を守る」こと。

★Debate over U.S. officials increasingly being sworn in on tablets instead of Bibles http://www.dailymail.co.uk/news/article-2692068/Debate-U-S-officials-increasingly-sworn-tablets-instead-Bibles.html

オバマ氏は大統領受諾の宣誓式において、リンカーンの聖書を使った。そのアメリカで電子書籍の聖書が目立つようになってきた。牧師によっては違和感。米国各地のプロテスタント系教会でも日曜の教会でiPhoneやiPad上で聖書を開く信者が増加。しかし、「聖書は、もともと口語から起こしたもの」「紙・電子を問わず、神の言葉は同じ」、と。

●アマゾン、電子書籍読み放題の「Kindle Unlimited」を正式発表–月額9.99ドルで提供 http://japan.cnet.com/news/service/35051157/

「読み放題」サービスを米国で開始。日本は現状不明。60万冊を超えるKindle書籍と数千冊ものAudibleのオーディオブックを、月額9.99ドルで利用できる。

●Amazon、月額$9.99で読み放題サービスを提供するKindle Unlimitedを正式スタート http://jp.techcrunch.com/2014/07/19/20140718amazon-officially-announces-kindle-unlimited-offering-reading-and-listening-for-9-99-a-month/

Amazonのサイトでは「Read for Free」という新しいボタンが表示され、オーディオブック化されているものについては、読んでいる位置を同期しながら文字と音声を切り替えて楽しむことができる。

●「プラットフォームは商品に優越する」 http://memo7.sblo.jp/article/101878229.html
所有から利用へ。読むための所有から、読むためのアクセスサービスへ。それは、店舗(商品を販売するためのもの)からプラットフォーム(機能の束=体験の束)へ、に当然つながっていく。Books as a Service(Baas)がこれからのテーマ。「読み放題」もこの土壌の上に花開く。

●「電子書籍時代を生きるための“必須知識”」資料1/2 http://www.slideshare.net/tomohikohayashi/ss-28480132
デジタル化で出版業界に「革命」が起きているとしてもその本質は、「電子書籍革命(と)は 自己出版とPODの革命」。

●(2)Word文書を電子書籍形式(EPUB)に変換する《お手軽「電子出版」入門》 http://pc.nikkeibp.co.jp/article/knowhow/20140602/1132283/
自己出版が日本でなかなか「革命」にまで辿りつかないのはなぜか。謎を抱えたまま、EPUB制作簡単ツールが準備されている。ここではいま一番ホットな、ボイジャーが運営している「Romancer(https://romancer.binb.jp)」で、ワード文書を電子書籍に。

●ブログのように簡単な個人出版プラットホームTablo、KindleやiBookで再出版もできる http://jp.techcrunch.com/2014/07/11/20140710publishing-start-up-tablo-raises-400000-seed-round/

こちらは海外のツール。「本の各章はこのサービスの中の「ポスト(投稿)」として扱われ、ユーザがそれらを読んだり、会員登録をしてアップデートの通知をもらったりする」。ソーシャル機能が意識されている。

●(1)まずは試しに電子書籍を読んでみる《お手軽「電子出版」入門》 http://pc.nikkeibp.co.jp/article/knowhow/20140602/1132265/
まだまだ、こういう入門編的解説が必要な段階ですね、日本は。とても親切、丁寧な電子書籍の紹介文。

●強い、強いぞタブレット…電子書籍購入者状況をグラフ化してみる(2014年)(最新) http://www.garbagenews.net/archives/2177268.html
http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/data/140627_1.pdf
「率(購入比率)」と「額(購入絶対数)」、両方が大事。「率」からはタブレット、また30代が高い。しかし「額(ここではシェア)」ではなおPCの寄与が高い。

●日本の電子書籍: 何が問題なのか? http://www.slideshare.net/tomohikohayashi/jepa3
林智彦氏のJEPAセミナー「なぜ、電子書籍は嫌われるのか?」のプレゼン資料3部作のひとつ。97年以来の日本の書籍市場の縮減傾向は、大きくマクロからとらえるなら、生産年齢人口の減少で説明がつくのでは、としたうえで、「公開と共有なくしてエコシステムはできない」と断ずる。官民ともに、この認識の共有に失敗、自ら負のスパイラル(例:幻想としてカニバリズム議論など)に陥っている。提言として、「書誌と売上情報を交換できる共通APIの策定が必要。なぜなら、電書ストア、 プラットフォームが並立する状況はしばらく続くと考えられるため。さらに、事業者が撤退したあとも読者にコンテンツを読む機会を与えるようなリポジトリ(寄託機関、基金)のようなものがほしい。いずれにしろ、ガラパゴスでない共通IDが必要」、と。

●ドワンゴ川上会長「いまの電子書籍は、石が入った福袋だ」(津田大介氏と議論・上) http://www.bengo4.com/topics/1775/
「無料のコンテンツがあふれるネットの中で、電子書籍を売るということは、玉石混交の玉だけ集めたもので、お金をとらないといけない。しかし、「石が一緒に入った福袋」を電子書籍として売ろうとしているわけです。マーケットが成立しない気がするんですよ」「ツイッターを使えなければ、ネット時代の編集者の資格はない」(下 http://www.bengo4.com/topics/1776/ )

○「新しいメディアは新しい文化を引き出し、次の文明に何かを加える。」 http://dotplace.jp/archives/10786


池澤夏樹電子出版プロジェクト 記者発表レポート。マルクハーンは「メディアはメッセージである」と言った。しかし同時に「身体の延長はそもそもメディアである」とも。どういう住宅に住むか、どういうファッションを選んでいるか。そのことがそもそも「メッセージ」だ。feacebookを使う、も、そこにはある主張がある。もちろん、使わない、にも。本には孤独が似つかわしい。「僕は作家として個室で一人寂しく書いて、買った人は個室で一人寂しく読む。それが本というメディアの一つの性格」。しかし電子書籍には違った可能性がある。今回の「全作品を電子にするぞ」宣言は、池澤氏からのひとつのメッセージ。「電子出版の機は熟した」。

●PDF版の電子書籍に対して,購入前に全文検索ができるようになりました https://gihyo.jp/dp/information/operation/201407/1801

全文検索用に準備されるテキストデータをとりあえずそのまま、読者に提供してしまおう、という発想。機械が読むことを前提にできているデータセットなので、本来人間には読みずらい。それは、購入の導線、誘因という機能と、買う前に大体の内容を知りたい、確認したい(自分が欲しい情報が本当にはいっているのか)に応える、ふたつのバランスとして悪くない、との判断があったからのようだ。

●BOOK☆WALKERのWindows版アプリに お手持ちのEPUBファイル閲覧機能を搭載 http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000553.000001227.html
ワープロソフトやWebサービスにより、個人でEPUBファイルを製作することがより簡単になってきている。そのEPUBも読めるよ、あなた専用の書棚を充実するお手伝いをしますよ、というサービス。

★Issuu Clip — The Easiest Way to Share What You Love | Issuu. http://issuu.com/clip
ドキュメント共有サービスが、記事の切り出し機能を追加。PDFに限る。1700万点以上のPDFファイルから自由に記事をSNSなどで共有できるように。「欧州の電子雑誌業界の雄「Issuu.com」、記事を“切り抜いて”共有できるIssuu Clipサービスを開始( http://bit.ly/1nyWcUk )」。

●ヤフーは「ウェブマガジン」で復活できるか http://toyokeizai.net/articles/-/41411

のっぺりとしたポータルサイトから、興味や嗜好にフィットした情報を提供する、具体的には食べ物やテクノロジー、映画、旅行などの専門ウェブマガジンを持つメディア帝国に脱皮する。これがヤフーの新戦略。そしてビジュアルから攻める、のが戦術=「タンブラー(Tumblr)」ライクなテースト:「コンテンツが文字のリストで表示されるのではなく、タイルと呼ばれる美しい写真やミニ動画で表示され、読者が興味のある写真をクリックするとコンテンツが表示される仕組み」。そしてそれはGoogleにビジターと広告を奪われた、当社の巻き返し作戦。

●調査報道メディア「プロパブリカ」のデータ販売額、3万ドルを突破 http://media-outlines.hateblo.jp/entry/2014/07/21/061503
機械が読めるだけでなく、人間が咀嚼しやすい形に成形したデータを外販。もともと自分たちの活動の副産物を「売る」というのが味噌。「データクリーニングし、加工・分類・整理したデータセット」が、200〜1万ドルほどの価格帯で500以上をダウンロード販売。

●withnews http://withnews.jp/ 朝日新聞が読者と一緒に疑問を解決するニュースサービス 「withnews」の運用を開始。ニュース化・記事化の請負サイト。「「取材リクエスト」でユーザーから取材依頼を受け付け、同社の記者が取材・記事化する」。

○ネットメディアも社会公共意識を持つべき – 『メディアの苦悩』出版記念 津田大介 × 菅谷明子 × 長澤秀行座談会 http://www.huffingtonpost.jp/2014/07/10/netmedia_n_5576337.html?1405047748

マスメディア側にはまだまだ余裕(マネタイズより公共ミッションの実現を)。ネットメディア側には過度なマネタイズ意識。広告収入の下落が即オールド・マスメディアの危機に直結した米国と異なる、なにかが日本にはある。ジャーナリズムを必要と感じる度合いが日本に薄いことの裏返しで、公共的な事柄についてまだ日本人はマスに依存している、といえる、のかもしれない。だから公共を追い求めて独立するインセンティブが、日本のジャーナリストには無い。ただしこれは学校における「公共」教育の問題も包含している。

●アマゾン、仏で書籍の「1円配送」開始 無料化禁止法に対抗 http://www.afpbb.com/articles/-/3020276
無料配送を禁止する法案をフランス議会が可決したことへの対抗策。

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