●「ジャパン・クライシス」が迫っている

141024 MP

┃金融リテラシー あるいは資本主義のメタモルフォーゼ
ビジネスモデル、経営、成長と生産性、金融、会計、税制、経済法など

●「ジャパン・クライシス」が迫っている http://toyokeizai.net/articles/-/50845

「地方創生」というテーマ。これこそ「時代錯誤です。「列島改造」や「ふるさと創生」の発想のまま、ばらまきで経済成長ができると思っている。日本経済のメカニズムはその頃と様変わりしていますから、効果がないばかりか、事態をいっそう悪化させてしま」う。アベノミクスの本質は、対症療法にすぎない。日本経済がいま抱えている問題点の多くは、構造的で長期的なもの。本来少しでも体力が残っているうちに、構造的な問題への道筋をつけなくてはいけない。それに手を付けない先に見えてくるのは、ハイパーインフレに見舞われている日本の未来。

●増税後の消費動向は“東高西低”~低所得者層の抑制姿勢が格差の背景に http://www.jcer.or.jp/report/econ100/index4813.html
東高西低の背景に、低所得者層の消費の抑制姿勢。全国的な「平均値」で見る限りは、雇用環境の改善は進んでいる。しかし低所得者層の将来の収入に対する「期待(現実?)」が落ち込んでいる。

●「消費生活に関するパネル調査」について(第21回調査結果) http://www.kakeiken.or.jp/jp/jpsc/pressrelease/p21_all.pdf
2013年は夢を見た年。どの所得階層も、翌年(2014年)の日本の景気の見通しについて、「良くなる」、と。

●10年間の所得分布の変化 http://www.kakeiken.or.jp/jp/jpsc/panel21/result1.html
所得低位と高位の差(実際は比率)が開く傾向にある。分解すると、夫のみ有職の方が拡大テンポが急で、夫婦共働きでは、開き方が緩やかになっていた。

●所得階層と意識 http://www.kakeiken.or.jp/jp/jpsc/panel21/result2-1.html
世帯収入に対する妻の満足度を経年比較した。2003年から2013年にかけ、高位の所得層では、「どちらかといえば満足」と回答している割合が、63.2%から73.5%へ10%ポイントほど伸び、一方で、低位の所得層に変化はほどんどみられない。さらに中位では所得の絶対水準が上昇しているにもかかわらず、満足度は上がらない。子どもの教育費の増加など、収入の伸びを上回る支出の増加が、満足度が高まらない一つの要因として考えられる。

●「資本主義」の信奉度、中国人76%で米国人上回る http://www.cnn.co.jp/business/35055359.html


奇妙なことが起きている。「民主主義がなくても、僕たちは豊かになった」、と中国人が言い、その一方で民主主義を世界に啓蒙、普及させることを自らのミッションとしている米国で、資本主義、市場主義の限界、負の結果が蔓延している。

●ピュー・リサーチ・センターの世論調査 Global Views of Economic Opportunity and Inequality http://blogos.com/article/96590/
「経済的機会と不平等に関する世界の見方」。先進国では公的債務が、新興国や途上国では物価上昇が、それぞれ貧富の格差よりも大きな問題と見なされている。「次の世代の将来が現在よりも改善されているかどうか」に関する問いの結果:日本は楽観的に考える人の割合が極めて低い。(レポート http://pewrsr.ch/1Fv3vDp )

★The Wealth Report 2014 http://www.thewealthreport.net/resources/thewealthreport2014.pdf
世界の超富裕層の動向を調査しまとめたレポート。2013年には、金融資産3,000万ドル(約30億円)以上の超富裕層(Ultra High Net Worht Individuals:UHNWI)人口が、3%増加し、16.7万人になった。日本のUHNWI人口は、16,450人で、アメリカの39,378人に次ぎ、世界第二位の富裕層大国。しかしここでも中国。日本を超えて世界第二位の富裕層大国となるのも時間の問題。(日本語短信 http://bit.ly/1wtda9l )

★The Global Wealth Report 2014 https://publications.credit-suisse.com/tasks/render/file/?fileID=60931FDE-A2D2-F568-B041B58C5EA591A4
21世紀にはいってからの変化。所得格差はアジアで拡大、ラテンアメリカ、また先進国で縮小あるいは横ばい。興味深いのは、発展途上国の国内での格差拡大が増加していること(特に中国人およびインド人の上位者所得レベルは大きく増加した)が間接的に、世界的な格差縮小へつながっていること。ただし先進国ではイギリスが深刻。(データ http://bit.ly/1ydZ2QH )

●世界の富の約半分を1%の富裕層が所持してる、特にイギリスは所得格差が顕著(スイス研究) http://karapaia.livedoor.biz/archives/52175845.html

「この1年、世界経済は依然として低迷を続けていたかもしれないが、個人の富の増大の妨げにはならなかった」、と。2000年以降、世界の大富豪の数は164%増加の、3400万人に達しているが、その41%がアメリカ在住。金融危機後の経済回復は富裕層にとって都合のよい形でなされた。また個人の「平均純資産額」は金融危機以前の最高額を7.0%上回ったものの、個人の「純資産額の中央値(データを大きさの順に並べたとき全体の中央にくる値)」は2007年より14%少ない3641ドル(約39万円)だった。

●UNU-WIDERの世界所得格差に関する研究 – OurWorld 日本語 http://ourworld.unu.edu/jp/world-income-inequality-in-focus-at-unu-wider


所得の国ごとの平均値とその推移だけでは見方を誤る。所得の分布、また再配分政策の成否が重要。上位1%(あるいは10%)の人がどれだけの富(所得と資産)を占有しているか、という指標を使った場合、国の成長と不平等(格差実体と再配分政策、両方の結果)との間には相関関係がある。

●格差拡大を非常に憂慮、過去100年で最大水準近く=イエレン議長 http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKCN0I61VC20141017

米国経済の価値観の根幹となってきた所得階層間の流動性がますます損なわれる悪循環に陥っていると指摘。ボストン連銀主催の『機会と平等に関する会合』、にて。

●中東・北アフリカ ~政変下の新潮流~ http://mitsui.mgssi.com/issues/report/r1410f_fujimoriohashihoshino.pdf
三井物産戦略研究所。国ごとに明暗。石油輸入国では、4%以上の堅調な成長を記録したモロッコ、トルコ。産油国経済が軟調で、4 年振りに石油輸入国の成長を下回る中、産業多角化が進む UAE、LNG 輸出が好調なカタールは高い成長。ただし、「イスラム国」登場の背景とも考えられる、失業率は悪化の一途。その一方で財政収支均衡に必要な原油価格は近年上昇傾向にあり、政府は次第に手詰まり感。社会福祉支出増強での社会安定化にも、そろそろ壁が。政治的にはイラン軸とサウジ軸の交差と、イスラム国の動向が焦点。

●イスラム国の台頭と混迷化する中東情勢のゆくえ http://www.i-ise.com/jp/column/column_top.html
国際社会経済研究所。ポア(殺害)を善行だと位置付けていたオウム真理教同様の、教条的・独善的・狂信的・暴力的なカルト組織、テロ組織なのがイスラム国。平和的な交渉で妥協を促すというのは、まず不可能。一方単なる暴力集団でないのは、科学的知見、行政能力も兼ね備え、「国」を作る潜在力を有している点。

●イスラム国を力でねじ伏せなければならない理由 オバマとイスラム国の戦争(その2) http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/41870

20世紀初頭以来、先進国がやってきた植民地支配の際の統治方式の延長線上に生まれたのがイスラム国。つまりすべての宗派を含みこむことが民意だとの西側の大義のもと、結束が常に乱れるような、弱い国を作って治安を不安定にさせ、統治国に反抗できない構図を作ってきた。不安定に不満を抱く分子が為政者へ反旗を翻す。これがテロの温床となってきた。

●「イスラム国」との戦いは第3次イラク戦争だ(上) http://toyokeizai.net/articles/-/50287

地政学リスクが高まっているとはいえ、原油の生産、供給にほとんど支障が出ていない。イスラム国はイラク中央部やシリアで活動しているが、イラク南部の主要油田などには行けないことがはっきりしているから。もうひとつは米国のシェールガス革命。(下 http://bit.ly/1w8NSPg )

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中