電子書籍の今:第68回 毎日新聞読書調査~電子書籍関連 (まず67回の整理から)

昨年の67回と今回(2014年10月26日紙面 68回)との比較をしてみよう。

現段階では詳細情報は昨年分だけなので、まず昨年の整理。

1.普及状況

・電子書籍を「読んだことがある」と答えた人(17%)。

・70歳以上:3%/60代:5%/50代13%/40代21%/30代34%/20代41%。

2.「読む」と電子書籍

◎普段から「読む」の習慣がある人ほど、電子書籍への関心や実際の体験が多い。

・書籍・雑誌の読者は、(電子書籍利用の)年代によるばらつきが比較的少ない。

・新聞との関係では、新聞を「読まない」という人の方が「読む」人より電子書籍の利用経験が多かった(28%対13%)。

・紙の本を「読む」という人の方が「読まない」人より電子書籍を利用したとの回答が多い(23%対11%)。

・電子書籍は若い世代ほど利用が多く、若い世代の新聞、テレビ、ラジオへの接触率が減少傾向にあることと関係しているとみられる。

3.何を、何で

・「漫画」61%、「小説」59%、「雑誌」25%、「新聞」24%。

・「スマートフォン」68%、「パソコン」40%、「タブレット端末」21%で、「電子書籍専用端末」4%。

4.評価

・「読んだことがある」と回答した人のうち、54%が「目が疲れた」、33%が「読みにくかった」。紙の本との比較では、「紙の本がいい」の53%に対し、「電子書籍がいい」は8%。

※その他、全体の調査結果はこちらのURALから
第67回読書世論調査:電子書籍「スマホで」7割 健康本「手にした」4割超(その1) – 毎日新聞 http://mainichi.jp/shimen/news/20131026ddm010040013000c.html

第67回読書世論調査:電子書籍「スマホで」7割 健康本「手にした」4割超(その2止) – 毎日新聞 http://mainichi.jp/shimen/news/20131026ddm010040028000c.html

5.今年の調査結果(68回)

上記との対比でわかる、今年の特徴をあげるとこんな感じ。

◎ゆっくりだが、電子書籍が浸透
・電子書籍を読んだことがある人は21%
・20代では50%、30代39%、10代後半34%と続く。

・ジャンルでは、前年比5ポイント増の漫画がトップの66%。小説56%、雑誌26%、新聞23%と続き、いずれも前年と比べほぼ横ばいだった。16%が読んだビジネス書は、12年から微増傾向。
・スマホが73%と他を圧倒した。パソコン、「iPad」などのタブレット端末は共に3割、「キンドル」などの電子書籍専用端末は7%。

◎電子書籍に対する評価も前進
・電子書籍を読んだ感想を尋ねると、「便利だと思った」が80%、「簡単だった」が69%に上り、利便性や操作性を評価。一方で「目が疲れた」は50%、「読みにくかった」は37%だった。電子書籍を読んでいる人でも半数が「紙の本がいい」と感じており、「電子書籍がいい」と答えたのは1割に満たない。

※その他、全体の調査結果はこちらのURALから
第68回読書世論調査:「嫌韓・嫌中」本に戸惑い 「美味しんぼ」表現に賛否(その1) http://mainichi.jp/shimen/news/20141026ddm010040050000c.html
第68回読書世論調査:「嫌韓・嫌中」本に戸惑い 「美味しんぼ」表現に賛否(その2止) http://sp.mainichi.jp/shimen/news/20141026ddm010040052000c.html
第68回読書世論調査:あすから読書週間 本とどう付き合う 女優・中嶋朋子さん/「HONZ」代表・成毛眞さん http://mainichi.jp/shimen/news/20141026ddm010040044000c.html

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