シュプリンガーとマクミラン 知の生成・流通とその事業化のむずかしさ

シュプリンガーが合併!?

「Nature」の名前は昨年の騒動で、だいぶ日本でもおなじみになったことでしょう。
雑誌「Nature」はNature Publishing Groupの発行で、Nature Publishing Groupはマクミランの子会社です。

そこと、もうひとつの学術専門書・雑誌の出版社。とりわけデジタル化で最先端を走ってきたシュプリンガーとが合併!?

●ホルツブリンク・パブリッシング・グループとBC パートナーズが マクミラン・サイエンス・アンド・エデュケーションの大半の事業と シュプリンガー・サイエンス+ビジネスメディアの全事業との合併合意を発表 | Nature Publishing Group http://www.natureasia.com/ja-jp/info/press-releases/detail/8490

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「Baas(Books as a Service)」への第一歩~【セミナー備忘録】:人文社会学系出版社の将来に向けての一つ突破口

(気付きなど自分用の手元メモを公開するものです。議事録ではありません)

今回のセミナーは、大学アカデミック市場、とりわけ、大学図書館が議論の対象。

また特に先日プレスリリースした、「新刊ハイブリッド・モデル」を巡る発表の場。

そして本セミナーで講師の黒田さんが言いたかったこと。それは、

◎「読む力」、「読書という営為」こそが重要。
・「紙 VS デジタル」といった二項対立的発想はナンセンス。
・デジタル化を新しい選択肢として活用する発想こそ。
・ただデジタル化の潮流が「教育・研究」、ひいては「出版」「読書」を再定義することになるだろう、との見通しはある。

◎有斐閣・鈴木氏が提唱している「叡智の海」構想は、これから専門書出版社が目指すべき方向として共有していきたい。

◎大学図書館が「購買」という経路を通って、電子書籍を選定する、ということがない限り、マネタイズも事業としての継続性・安定性も確保できない。そのための工夫に、どれだけ汗をかけるかが現下の喫緊の課題。是非ご一緒に。

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