日本から見える風景と、海外のそれは違う気がします。
2015年1月から施行される電子出版権の創設が象徴的ですが、日本は「囲い込み」の意識が強い。
ところがその結果、「囲い込もう」として(海外勢に)「囲い込まれる」方向へ、じわじわと事態は推移しています。
海外勢は、「オープン」が旗印、最後の目的地。この違いではないだろか、の感、強し、です。
7月三号で電子図書館システム「OverDrive」と新しい電子書籍購読サービス「Scribd」のクリップがあります。
「出版社にとって電子図書館は、本のプロモーションの場になった」。
「所有に基づくビジネスモデルを、アクセスに基づくモデルへ」。
最初のものが「OverDrive」、後者が「Scribd」。
同じ電子書籍市場と言っても、だいぶ違う風景がそこにはあるようです。
『情報note|知のパラダイムシフト』7月三号、是非お手にとってご覧ください。
http://www.amazon.co.jp/dp/B00LR4PFPI