●パラダイム転換の現実―何が変わり、何が変わらないのか

【ハイライト:電子書籍『情報note』2014年10月二号】

C:技術で/技術が/技術を(ICT:産業・法・制度論と技術文化論)

●パラダイム転換の現実―何が変わり、何が変わらないのか―② http://www.yhmf.jp/pdf/activity/adstudies/vol_49_01_01.pdf

新しいから良い、という価値観がフェードアウトしつつあるか。「最新の機能を持たせなくても、むしろ消費者がどういう機能を欲しているのかを見つけ、必要最小限の機能とそれに見合った値段さえつけておけば十分ニーズに応えら」るように。また「ある特定の時点でのニーズを拾い上げて製品コンセプト化するのではなく、ニーズ情報の切れ端を定常的に汲み上げ、それらを基にいくつも仮説を組み立て、さらに修正してゆくといったコンセプト開発の仕組みを持つ」ことが大事に。

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●極端に短いインターネットの歴史

【ハイライト:電子書籍『情報note』2014年9月一号】

C:技術で/技術が/技術を(ICT:産業・法・制度論と技術文化論)

●極端に短いインターネットの歴史
http://r.binb.jp/epm/e1_2133_18082014084627/ 原爆開発を契機に、緊急時のための分散ネットワークが構想された。分散している方が「到達しない」「つながらない」リスクを最小化できるから。戦争遂行という極端なまでの「中央集権型システム」の中から、正反対の設計思想を、知の連携を夢見る研究者たちが生み出した。

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●「Accenture Technology Vision 2014:すべてのビジネスがデジタルに デジタル化時代の創造的破壊者へ」

C:技術で/技術が/技術を(ICT:産業・法・制度論と技術文化論)

●「Accenture Technology Vision 2014:すべてのビジネスがデジタルに デジタル化時代の創造的破壊者へ」 http://www.accenture.com/microsites/it-technology-trends-2014-jp/Pages/home.aspx

労働者の再定義:デジタル化の拡大によってすべての労働者は“インフォメーションワーカー”に。組織・労使関係の再定義:「企業の従業員」という枠組みを超え、インターネットにつながるユーザーの誰もが、自社のワークフォースになれる、という時代を想像してみてください。クラウド、ソーシャル、コラボレーションの手法を利用することで、企業は世界中に広がる膨大な人材プールを活用することができるのです。そして、そうした人材の多くは、役に立ちたいというモチベーションを持っています。データを再発見し、再編成する必要が:企業はデータを組織全体、ひいては各企業のパートナーのエコシステム全体に、容易に、そして有益に循環させることが可能となります。そしてビジネスが変わる:アプリケーションビジネスソフトウェアを競争力の源泉に。

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○「もはや計画は不要になった」 MITメディアラボ・伊藤穰一氏が語る、”インターネット後の世界”と”新しい原理”

C:技術で/技術が/技術を(ICT:産業・法・制度論と技術文化論)

○「もはや計画は不要になった」 MITメディアラボ・伊藤穰一氏が語る、”インターネット後の世界”と”新しい原理” http://logmi.jp/17817


20世紀、人々は「未来」を目指して、生きてきた。ところが21世紀、私たちは「now-ist」、今を生きることができるようになった。AI(after internet)の21世紀は、BI(before internet)の20世紀と異なり、「新しい原理」が働く社会となったからだ。「新しい原理」とは、「活用せよ、さもなくば死あるのみ(Deploy or Die)」、「学びは教育を超える(Learning over Education)」、「コンパスは地図を超える(Compass over Maps)」。デジタル化とネットが社会と経済を根こそぎ変えていく時代に、私たちはいる。

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「シンギュラリティ」という単語を目にすることが増えるかもしれません。

【ハイライト:電子書籍『情報note』】

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が「ロボット白書」を公開しました(●社会問題をロボット技術で解決:NEDOが「ロボット白書」発行)。

最大の特徴は「公共」の視座からまとめられていること。ロボットおよび関連する技術をまとめただけのデータ集ではない点。「ロボット技術をいかに社会問題の解決に導入していくか」をテーマにしています。

そこで「サービス主導」型の発想の重要性が唱えられているのは、だから当然のなりゆきです。脱モノづくり発想。

Raas(Robot as a Service)、ですかね。

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●「機械 VS 人間」か「機械と人間」か

【ハイライト:電子書籍『情報note』2014年7月三号】

C:技術で/技術が/技術を(ICT:産業・法・制度論と技術文化論)

●「機械 VS 人間」か「機械と人間」か http://kcszk.com/blog/archives/6486
人間のやること、できることをなぞる機械から、考えること、さらには考えきれないことを実現する機械へ進化しつつある現代。「不気味の谷(機械が人間に似てくるときに、あるところから化け物のように不気味と感じる現象のこと)」を超えて、機械と人間は共存していけるか。

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●2020年、「モノのインターネット」開発者への需要は450万人に

C:技術で/技術が/技術を(ICT:産業・法・制度論と技術文化論)

●2020年、「モノのインターネット」開発者への需要は450万人に http://internetcom.jp/webtech/20140701/2.html

「過去30年に渡り、多くの“データ”が生み出されてきた。だが、そのうちの90%近くが、過去2年間だけで生成されている。そしてそのデータを生成したのは、人間ではなくマシンだ」。

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★Open for Business: How Open Data Can Help Achieve the G20 Growth Target

C:技術で/技術が/技術を(ICT:産業・法・制度論と技術文化論)

★Open for Business: How Open Data Can Help Achieve the G20 Growth Target http://www.omidyar.com/sites/default/files/file_archive/insights/ON%20Report_061114_FNL.pdf

2014年11月に豪ブリスベンで開催されるG20会合に合わせ、オープンデータの価値を試算し、G20の掲げる2%の経済成長目標を達成するため、いかに活用すべきか提言している。オープンデータ政策を実行することにより、G20の今後5年間の経済成長目標2%のうちの1.1%(55%相当)に貢献できると試算。(紹介記事 http://bit.ly/TxMRz2 )

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●Microsoft、Azure MLを発表―クラウドベースの機械学習プラットフォームは未来を予測する

C:技術で/技術が/技術を(ICT:産業・法・制度論と技術文化論)

●Microsoft、Azure MLを発表―クラウドベースの機械学習プラットフォームは未来を予測する http://jp.techcrunch.com/2014/06/17/20140616microsoft-announces-azure-ml-cloud-based-machine-learning-platform-that-can-predict-future-events/
クラウド上でビッグデータを利用することにより、単に過去を分析するのではなく、将来の事象を予測するアプリやAPIを作ることができる。「機械学習」がポイント。「ビッグデータを分析してパターンを発見し、製品の需要や病気の流行を予測したり、エレベーターが故障する前にメンテナンスが必要だと教えたりする」。

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